トランプ大統領

アメリカのトランプ大統領は現在再選に向けて選挙活動中ですが、この大統領がいかにユニークな大統領であるかを以前まとめましたが、改めて記事を編集して再掲させて頂きます。
1. 公職に就いたことがない初めての大統領
俳優だったレーガン大統領がいるのではないかと言われる方もいるかもしれませんが、レーガン大統領は大統領になる前、カリフォルニア州知事をしていました。大統領に就任する前、公職に就いたことがない大統領は本当にトランプ大統領だけです。
2.就任時最高齢の大統領
トランプ大統領は就任時で歴代最高齢70歳7ヶ月の大統領です。第二位は第40代レーガン大統領で、就任時は69歳、退任時77歳でした。
ちなみに選挙で選ばれた最も若い大統領は第35代ケネディ大統領で就任時43歳でした。

今回、民主党のバイデン氏と大統領選を戦うことになりますがバイデン氏も77ですからどちらが大統領になっても大統領就任時の最高齢更新となります。

3. 二回離婚、三回結婚した大統領

第40代レーガン大統領は一度の離婚歴があり過去に奥様が亡くなったあと再婚された大統領が二人、10代ジョン・タイラー大統領、第28代ウッドロー・ウィルソン大統領がいますが、トランプ大統領は二回の離婚、三回の結婚をしている唯一の大統領です。
4. 外国人と結婚した大統領
トランプ大統領の最初の奥様メラニアさんはユーゴスラビア出身、三番目の奥様イウ ゙ァンナさんはチェコスロバキア出身の外国人です。外国人と結婚した経歴、そして今も元外国人の奥様を持つ唯一のアメリカ大統領です。
5. WASPではない大統領
WASPとはWhite Anglo Saxon Protestantの略で、白人、イギリスアングロサクソン族、宗教はプロテスタントを信仰している人々という意味で、アメリカでは主流派ですが、トランプ大統領は白人でプロテスタント信者ですが、イギリスアングロサクソン出身ではありません。トランプ大統領の父方の祖父はドイツ生まれのドイツ人です。但し、これはトランプ大統領だけでなく、アイルランド系のケネディ大統領、レーガン大統領、クリントン大統領、アフリカ系のオバマ大統領がいますのでトランプ大統領だけではありませんが、歴代の大統領の中ではWASPでない大統領は本当に少数派です。

6. 弾劾裁判で無罪となった3人目の大統領

トランプ大統領の前に弾劾裁判受けた大統領は過去に二人いました。一人目は1868年アンドリュー・ジョンソン大統領、二人目は1998年、皆さんもよくご存知のクリントン大統領です。二人とも弾劾裁判で無罪となりました。トランプ大統領も無罪を勝ち取り、トランプ大統領は弾劾裁判を生き抜き抜いた3人目の大統領となりました。実はもう一人、弾劾裁判を受けそうになった大統領がいます。ニクソン大統領です。ニクソン大統領は弾劾される前に辞任しました。辞任した大統領はニクソン大統領以外過去に一人もいません。

アメリカではトランプ大統領は元俳優であったという経歴がユニークなレーガン大統領とよく比較されますが、レーガン大統領は歴代の大統領の中では高く評価されています。
トランプ大統領は今は本当にいろんなことを言われていますが、レーガンを超える大統領になるかもしれませんし、全く違うことになるかもしれません。
私は3年半前の11月8日のアメリカ大統領選挙の日にたまたま出張でアメリカにいました。現場で何人かに話しを聞くと、ニュースとは違い、トランプ支持者が意外に多かったのを記憶しています。
トランプ大統領は主流派出身の大統領でないのは明らかです。こんな大統領は今まで全くいなかったというのは事実であります。

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