It was nice knowing youの本当の意味

It was nice knowing youは

“あなたと会えて良かったです”

と訳しますが

“あなたとお目にかかるのはこれが最後になるかもしれませんね”

という言外の意味があります。

10年以上の前の話ですが、私は日本から出張し、現地人スタッフと共にアメリカの重要なお客様の一社との打ち合わせに参加し、そのお客様から非常に厳しいことを言われたことがあります。

打ち合わせの後、昔から付き合いの長い現地人スタッフが落ち込んだ様子で、私と別れる際にこの言葉が出ました。

It was nice knowing you.

その表情からこの商談が上手くゆかないと自分は職を失うかもしれない。あなたと会うのはこれが最後になるかもしれないと言わんとしている様でした。

半分冗談で言っていたのかもしれませんが半分本気で言っている様子でしたので、私は

No, don’t say that. We’ll come back to this customer with you. So I will see you again.

そんなことを言うなよ。僕らは又、この客と会う。だから僕は又、君と会うことになる。

と励ましました。

さっきまで落ち込んでいた彼の顔に少しだけ笑顔が戻りました。

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It was nice knowing youの本当の意味 への1件のコメント

  1. HBK のコメント:

    No, don’t say that. We’ll come back to this customer with you. So I will see you again.
    は、著者の方の優しい気配りですね。見習いたいところです。

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