GAFA Part 1

GAFA Part 1
GAFAという言葉が最近ビジネスマンの間では標準語になりつつありますが、皆さんご存知ですか?
GAFAとは
Google, Apple, Facebook, Amazonの頭文字をとった言葉です。
前からずっと気になっていたGAFAという言葉をタイトルにしたスコットギャロウェイの本を今週買って読み始めました。
英語からは少し離れますが、今日からこの本について少し書いてゆきます。
まず第1章はGAFA 
サブタイトルは世界を創り変えた四騎士
この章ではまず、2006年の時価総額トップ5と2017年の時価総額トップ5を比較しています。
2006年の時価総額ランキングはエクソンモービル、GE、マイクロソフト、シティグループ、バンクオブアメリカがトップ5でした
11年後の2017年のトップ5に残っているのはマイクロソフトだけです。
アップル、アルファベット(Googleの持ち株会社)、マイクロソフト、アマゾン、フェイスブックが新しいトップ5となりました。
GAFAは1976年に設立され今年で42年となるアップルを除き、3 社はいずれも若い会社です
アマゾンは24年前、グーグルは20年前、フェイスブックは14年前に設立されたばかりの会社です。
第2章はアマゾンの紹介です。
アマゾンは老舗百貨店のメイシーズ、コールズ、JCペニーのシェアを全て抜きさってしまいました。
興味深いのはアマゾンはeコマースだけの会社ではなくなり昨年高級食料品スーパーWhole Foodsを買収し、店舗販売も始めたことです。
又、アマゾンはレジ不要のアマゾンゴーの実験的店舗も始めました。
アマゾンゴーとは欲しいものを棚から取った瞬間に無線の技術で認識し、お店のゲート通過時にお客がその品物を購入したことを認識し、代金を口座から引き落とすシステムです。
アマゾンは本とCDの販売から始めて今では何でもネットで買えますが、アマゾンはここに来て店舗と合わせたマルチチャンネルという売り方を始めようとしています。
この本によれば米国小売市場は24兆ドル、一方、米国通信市場は1兆4000億ドル、米国メディア市場は6020億ドルです。
従い、アマゾンの対象市場である小売市場はアップル、グーグル、フェースブックの対象市場よりもはるかに大きく、アマゾンの伸びしろはGAFAの中で一番大きいと言えます。
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