中国について思うこと Part 2

これは6月9日発行のNewsweek日本版の記事のそのままの抜粋です。私が思っていたことを代弁してくれました。

発展すれば民主化が進むという幻想

かつて欧米諸国の政治家や企業は、中国も経済的に発展すれば、より自由に民主的になっていくと期待していた。

1978年に中国が改革開放政策を始めると、外国の資本家たちはうまい汁を吸おうと先を争って中国と仲良くした。

2001年のWTO加盟に際し、中国は残った多くの貿易や投資の障壁を撤廃。これが中国の経済成長に拍車をかけた。

だが発展すれば中国は共産党の一党独裁から脱するという期待は裏切られた。

中国共産党は1989年の天安門事件で改革主義者たちのデモを弾圧し、その後も先進技術を駆使して全体主義の強化に努めてきた。

諸外国が対中関係の見直しを進める中、共産党は悪びれる様子もなく独裁色をますます強めなたら中国を超大国の地位に押し上げようとしている。

英保守党のイアン・ダンカン・スミス元党首は本誌に対し、自由主義国はこれまで、自由市場が中国を民主的改革へと導くという「根拠のない」希望を抱き、中国に対し「無邪気な」アプローチを取ってきたと述べた。

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中国について思うこと Part 2 への1件のコメント

  1. HBK のコメント:

    うーんこれについては、どうでしょうか。
    「自由主義」=「資本主義」でしょうが、必ずしも民主化社会とは言えないのでは
    ないかと。現在の日本然り、米国然り。とかく米国の立場から見る向きが日本ではなぜか強く、しかし米国がこれまで進めてきた対外侵略は中国はやってないはず。核兵器も行使していないし。

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