Noと言えない日本人 Part 1

3回目の投稿です。
I will get back to you in 2 weeks
日本人はその場を気まずくしたくないため、その場でNOといわず、少し時間が経過してからNOと伝えてその場をきりぬける方法にどうも慣れてしまっているようです。
これも本当にあった話。アメリカのお客様の技術者が来日してしばらく、日本メーカーの技術者と毎週打ち合わせを行っていました。あるとき、アメリカ人の技術者から技術の質問でこれはできるか?と問い合わせをしたところ、2週間後に答えますと回答しました。
2週間後に同じ質問をしたら回答はNOでした。
こんなことが何度も繰り返されたあるとき、日本人の技術者がまた、同様に2週間後に答えますといった途端、ちょと待って下さい。それはNOという意味ですね。わかっているなら今、NOと言ってくださいよ!と問い詰められてしまいました。
日本人は言いにくいことはその場ではっきりいわず、時間が経過してから伝える。あるいは相手にそれができないことをわかってもらおうとする。
相手にできないことを暗に伝えることに慣れてしまい、自分では当たり前のこと、相手がそれで分かってくれるものと思っていますが、その意味を知らない外国人は本当に戸惑うのでしょう。本当にできないなら、その場でNOとはっきり伝えることが大事です。

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