ケルト人とは?Part 5 (ケルト文化と日本文化)

新年あけましておめでとうございます。今年が皆さんにとって素晴らしい年になります様、祈念します。本年もどうぞ宜しくお願いいたします。

年越しとなりましたが、昨年書き始めましたケルト人とは?のブログPart 5をアップします。

ケルト文化と日本文化にはいくつかの共通点があります。今日はそれについて書かせて頂きます。

(1) 多神教

ユダヤ教、キリスト教、イスラム教などの一神教とは異なり、日本とケルト文化は、いずれも元々は多神教の文化です。

ケルト文化に妖精という最下層の神様がいるのは皆さんご存知と思います。ピーターパンの話に出てくるテインカーベルがその代表ですね。

ロードオブザリングやハリーポッターの映画をご覧になった方は、映画の中に出てくる妖精たちもご存知だと思います。ケルトにとっては神様は一つではなかった訳です。

(2) 一神教の伝来とその受け止め方

カトリックや仏教は、後からそれぞれ、アイルランド、日本へ外部からもたらされた宗教でした。

アイルランドにカトリックが入ってきたのは432年。アイルランド人にカトリックを布教したのは聖パトリックで、布教に当たりケルトのケルト土着の宗教とカトリックを融合させ、ケルト人はそれを受け入れ、1人の殉教者も出なかったそうです。

一方、日本へ仏教が伝来したのは、その約百年後の538年、百済からとされています。それを推進したのは聖徳太子でした。日本人はケルト人同様、仏教の神である仏を神道の八百万(ヤオヨロズ)の神の一部として受け入れました。

(3) 輪廻転生

ケルト人には日本人と同じ、輪廻転生の思想があります。

ケルト文化では霊魂は不滅のものと考えられています。ケルトの神話では、人間が様々な動物に生まれ変わったり、神や妖精が人間と結婚したり、魂が絶えず流動している世界の捉え方をしています。そして、ケルト人はそれを渦巻き模様で表現しています。

(4) 渦巻き模様

ケルトにはこの写真にある渦巻き模様がありますが、日本の縄文土器の模様はこれによく似ています。

ケルトの渦巻き模様「トリスケル」
縄文土器

(5) 大陸の横の島国

このブログのPart 1、Part 3でも書かせて頂きましたが、イギリスのスコットランド、スペインのガリシア地方、フランスのブルターニュ地方、そしてアメリカ、カナダへ渡ったケルト人も大勢いますが、多くはまだアイルランドに住んでいます。

ユーラシア大陸の東と西の端にある2つの島国に、固有の文化が残っていて、その文化に不思議な共通点があるのは大変興味深いです。

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