世界の王室 Part 6 – タイ王国

世界で6番目に王室の歴史が長いのはタイ王国です。

1782年にラーマ1世から始まった王朝で、アジアの国中では日本とタイだけがTop 10に入っています。

現在のワチラロンコン国王は第10代、ラーマ10世です。

ワチラロンコン国王は4人兄妹の2番目で、姉が一人、妹が二人います。父親は国民から絶大なる信頼を得ていた前国王の故ラーマ9世、母はシリキット王妃。

唯一の男児だったので、王位継承権は必然的にワチラロンコン皇太子殿下へ。幼少期はバンコクで過ごしていましたが、その後はイギリス、オーストラリアで学生時代を過ごしました。

女性関係に少し難があり、現在66歳ですが、4回の結婚、3回の離婚を経験しています。

これは237年続く王朝を振り返って見ても珍しく、父ラーマ9世が国民に愛されるきちんとした人だっただけに、タイの国民からも心配されている様です。

ちなみに2016年10月に前国王のラーマ9世が亡くなり、王位継承を求められた時、ワチラロンコン皇太子殿下は、決意が固まるまで戴冠式は待って欲しいと言って、2年半の時を経て戴冠式を迎えたそうです。

この写真にあるのが2019年に4番目の王妃となったスティダー・ティトチャイさんです。元タイ航空のスチュワーデスで2010年からタイ陸軍に所属する軍人で、2014年より王室警護部隊の副司令官も務めているそうです。

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