3回目の投稿です。
I will get back to you in 2 weeks
日本人はその場を気まずくしたくないため、その場でNOといわず、少し時間が経過してからNOと伝えてその場をきりぬける方法にどうも慣れてしまっているようです。
これも本当にあった話。アメリカのお客様の技術者が来日してしばらく、日本メーカーの技術者と毎週打ち合わせを行っていました。あるとき、アメリカ人の技術者から技術の質問でこれはできるか?と問い合わせをしたところ、2週間後に答えますと回答しました。
2週間後に同じ質問をしたら回答はNOでした。
こんなことが何度も繰り返されたあるとき、日本人の技術者がまた、同様に2週間後に答えますといった途端、ちょと待って下さい。それはNOという意味ですね。わかっているなら今、NOと言ってくださいよ!と問い詰められてしまいました。
日本人は言いにくいことはその場ではっきりいわず、時間が経過してから伝える。あるいは相手にそれができないことをわかってもらおうとする。
相手にできないことを暗に伝えることに慣れてしまい、自分では当たり前のこと、相手がそれで分かってくれるものと思っていますが、その意味を知らない外国人は本当に戸惑うのでしょう。本当にできないなら、その場でNOとはっきり伝えることが大事です。
Noと言えない日本人 Part 1
Difficultの本当の意味
お待たせしました。2回目の投稿です。
Difficult
これも非常に大きな誤解を招く単語です。日本人はNoという代わりに難しい顔をして、顔を横に傾けてIt’s difficultとよく言ってしまいますが、これも大きな誤解を与えています。
これはTryと逆で日本人はDifficultを実現可能性が50%よりはるかに下、ほぼゼロに近いときに使いますが、英語を母国語にしている人たちは逆に解決すべき課題はあるが、それを解決できれば実現できることと非常に前向きに考えます。
私がカナダ人の同僚にIt’s difficultと言ってしばらく放置しておいたら、1週間後にどうなったかというので、できないと伝えたところ、それならなぜ、最初にDifficultと言ったのかと問い詰められました。
そこで私はわかったのです。ほぼできないとわかっていたら、最初からNoといったほうがよいということが。それから私はできないことはNoを最初から言うことにしました。それからは変な誤解を与えずに済み、かえって仕事もはかどりました。
この同僚いわく、日本の会社に長く勤務しているが、日本人のいうDifficultの意味がNoであることがわかるのに8年かかったと言っていました。よく8年も辛抱してくれたものだと思いました。
TRYの本当の意味
私は6年間カナダに住んでいましたが、お客や同僚とのやりとりの中で、日本人が当たり前に使っている簡単な英語の日本人の理解と、現地の方の理解には実は大きな意味の違いがあることに気づきました。
たとえばTRYという何気ない英単語。日本人は頑張りますという意味でI will tryを当たり前に使っていますが、これは大きな誤解をまねきます。
これは私の知っている大手商社の方がある日本メーカー技術者をアメリカのお客のところに連れていったときに起きた本当の話です。
ある時、お客から打ち合わせの席でこれを翌月までに作ってもってきて欲しいと強く要求されたそうです。それに対してこの技術者は真面目な顔をしてI will tryと答えたそうです。
ところが、それを聞いたお客は急に怒り出し、収拾がつかなくなってしまったそうです。この技術者は何が起きたかまったくわからず困ってしまいました。
何がいけなかったのでしょうか?日本人の使うTryの意味と英語を母国語にしている人のTryの意味の間には大きな認識の違いがあったのです。
日本人はTryを50%以上の確率でできることと思いますが、英語を母国語にしている人はTryを50%以下の確率でできること、場合によってはほとんど実現可能性のないときにこのTryを使うようです。
これも実話です。私が良く知っているカナダ人の同僚が英語を母国語としない中国生まれの中国人の奥さんをもらって新婚さんだった頃の話です。
毎日このカナダ人のご主人は奥さんにI will try to be back at 6:00pmと言い、奥様は帰りを待っていましたが、なかなか帰ってきません。
7pmすぎにようやく帰ってきたご主人に対して大変な剣幕で、あなた何故、6時に帰ってこなかったの?と強い口調で怒ったところ。ご主人いわく、済まなかった。だけど僕は君にTryと言ったじゃないかと。
読んで頂き、ありがとうございました。ではまた。
続きは5月25日にUpしましたPart IIをご覧ください。